2年間で20軒を下見
10年間、賃貸マンションで一人暮らしを続けてきた山田さん。すでに働く女性として自立していた。
「それなりの額の貯金もできたし、いつまでも家賃を払い続けるのはもったいない」
自然とそう思うようになったという。特にいつまでに、という目標はなかったものの、不動産会社のwebサイトをチェックする日々が続いた。
やがて間取りや立地、価格などの相場がわかってきて物件を見る目が肥えてきた。気になる物件は実際に足を運んで、部屋を見て回ったという。その数は2年間で20軒にものぼる。
入居者の生活感がわかるから中古がいい
新築マンションも見てみたが、モデルルームでは実際の生活感が感じられない。だが中古マンションは、入居者のマナーや生活の雰囲気がわかるという。
「いくらいい間取りや立地条件でも、廊下に私物があふれていたり、自転車の止め方やゴミの出し方が悪かったりと不愉快に感じる点が見えてきます」
ある物件では5階の廊下にバイクを止めている人がいたそうだ。これも何軒も下見を重ねて学んだこと。その結果、新築物件はあえて避けて中古物件に絞っていった。今の物件は全フロアを見てまわったが、管理が行き届いているところが気に入ったという。
いい物件は早いもの勝ち!だから即決で契約
「物件探しで特にこだわったのは、遮音性と通勤距離。同じ位置の部屋で違うフロアが空いていれば、両方をチェックしてみました」
そこで「住むなら最上階に限る」という結論に達したそうだ。だが、最上階は人気が高く、競争の激しさを知ることになる。
「過去にもいいと思う物件を見つけたのですが、少し検討してからと返事を1週間先に延ばしていたら他の人に決まってしまったということがありました」
タッチの差で逃した苦い経験を2回もしている。
「今回は同じ失敗はしないと決めていたので、webサイトでこの物件を見た時にすぐに電話して下見を予約し、現場を見て即決しました」
しかも、ダメもとで値引き交渉をしてみたらあっさりOK。
「言ってみるものです」
と担当者と笑い合ったという。
通勤時間は30分と理想の距離、キッチンは以前よりも広くなったので料理にも挑戦している。ますます自立した女性として磨きをかけている山田さんはシングルライフを満喫中である。
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