自分の物にならない家に家賃を払うのはもったいない
恋人同士だった井川さんと山際さんが結婚を意識しはじめたのが1年前。2人で住むために賃貸マンションに入居した。築10年の2LDK、2人で住むには不満はないが、「自分の物にならない家に毎月の家賃105000円はもったいないな~」という思いは日増しに大きくなっていった。
分譲マンションのチラシが毎日山のように入るのは賃貸住まいの宿命なのだが、それを見るともなく見ていた2人はいつしか目が肥えていったという。
「住むならこんな間取りがいい」
理想の間取りのイメージは固まっていった。
これがうわさのアウトレット・マンション!?
お気に入り物件のチラシを選り分けて保存していた2人に、気になる物件が目に止まった。
「この間取りでこの価格? どうして?」
販売会社に問い合わせたところ、施工会社から販売会社へと数回転売されたという。そのため、当初3800万円近くしていたのが2600万円に値下がりしていたのだ。最近よくあるアウトレット物件だが、「決め手は価格だけではなく、立地や間取りも理想的だったのです」と山際さんは言う。
実際に部屋を下見、同じ位置で4階と5階が空いていたため上下の部屋に分かれて遮音チェック、間取りや動線もくまなく調べた。
「もともと迷いやすい2人だけれど、これは即決でした」
価格、間取り、そして勤務先に自転車で通えるという立地の良さのどれをとっても理想にかなうものだったのだ。
「低金利で、住宅ローン控除もあるこの時期に、これほどいい物件を逃す手はない」
両親には結婚することを告げて、先に購入することにした。
想像以上の快適な暮らし。将来は子供もペットも
「結局、他の物件は1件も見に行っていません」と話す2人。モデルルームではなく実際に入居する部屋を見ることができたのも確信を強めることになった。しかも実際に住んでみると、その快適さは想像以上。以前は通勤に1時間かかっていた井川さんだが、今は自転車で20分で行けるという。
「早く帰れる分、2人で過ごす時間が増えた」
とゆとりの暮らしに大満足。あこがれだったソファでくつろぐ時間を楽しんでいる。
大きな窓からは右手に梅田の街の灯り、正面は鶴見緑地、そして左手に生駒山が見え、「大都会と田舎の両方の景観が味わえる」と、大パノラマを楽しんでいる。
これから結婚する2人だが、「専業主婦にあこがれている」と山際さん。友達を呼んでパーティーをしたいのだが、仲間と休日が合わずに実現できないそう。早く繰り上げ返済をして、専業主婦になってゆっくりしたいという。
「子供が生まれても、この広さなら大丈夫」
「猫派なのでペットを飼うのもいいな」
と、夢は広がっている。
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