
新築の一戸建てを買う場合、大きく分けて「注文住宅」か「建売住宅」のいずれかを選ぶことになります。注文住宅の場合、土地と建築会社を選び、さらに建築会社と相談しながら、自分の好みの素材やデザイン、間取りを選んで家を建てることになります。理想のマイホームを実現しやすい反面、費用がかさみやすく、入居までにかかる期間が長くなります。また家づくりに関して、自分自身である程度の知識を持っておく必要があります。
一方、建売住宅では不動産会社が事前に仕入れた土地に住宅を建て、土地とセットで販売する方式が一般的です。土地や建築会社を自分で選ぶ必要がなく、すでに建物が完成しているので、入居までの期間が短くて済むというメリットがあります。

建築条件付き土地とは、住宅を建てるにあたっての条件をつけて販売されている土地のこと。
1. 家を建てる際の建築会社が指定されている 2. 土地の売買契約後、一定の期間内(多くは3カ月以内)に建物の建築請負契約を結ばなくてはならない
主に上記2点が条件とされる場合が多いようです。
1. については、一見、建築の自由度が低くなる印象がありますが、実際はそうでもありません。原則として、決まっているのは指定の建築会社で家を建てることだけなので、プラン(間取り)や内外装は自分の好みで選べます。
2. については万が一、指定期間内に建築請負契約が成立しなかった場合が懸念されます。しかし、実際にはその場合、契約は白紙に戻されるので、申込手付金や預かり金など支払った金銭はすべて返還されます。

一戸建てには、大きく分けて次の2つの工法が採用されています。
1. 木造軸組工法(在来工法)
日本の伝統的な工法で木造住宅の工法としては最も一般的。柱と梁を組み合わせて骨組みを作り、壁と屋根、床を取り付けていくので開口部(窓や出入り口)が広く取れるのが特徴。設計の自由度が高く、増改築にも対応しやすいのが魅力ですが、施工者の技術によって仕上がりにバラつきがあるのが難点。
2. 2×4(ツーバイフォー)工法
北米で発達した工法。断面が2インチ(5cm)×4インチ(10cm)の角材で枠を作り、その枠に合板や石膏ボードをはめ込んで壁、天井、床を作る工法。柱を使用しないので、広々とした空間を確保できます。耐震性や気密性に優れていますが、一方で開口部の位置や大きさを制限されやすい点が指摘されています。 |